「初めての海外旅行にチャレンジしたい…でも少し不安だなぁ…」
飛行機に乗ったり、外を出歩いたり、食事をしたり。
とてもワクワクの多い海外旅行ですが、その反面リスクも先に知っておくべきでしょう。
海外旅行は国内旅行とは違います。
世界でも有数の平和な日本と外国は別物だと思ってください。
準備しておくことや気をつけておくこと。これらを知っておくだけでもリスク回避できます。
わたしの失敗談も含めて、初めて海外旅行する人へ注意点とその回避方法をお伝えします。
初めての海外旅行|気をつけるべき注意点&その回避方法
旅行するにあたって注意する点はいくつかあります。
わたしは複数の海外旅行に行っていますが、これまでの経験をふまえてみなさんに有益な安全情報を知って欲しいのです。
最初の海外旅行。わたしも不安と心配で前日は夜も眠れませんでした。
ここでお伝えすることを、みなさんの頭の片隅にでも入れておいてくれれば幸いです。
1. 危ない国は絶対に避ける
どの国に行きたいですか?
ネットやSNS、YOUTUBEで見る海外旅行はとても楽しそうに見えますが、あなたにあった国を旅行先を選びましょう。
テロ、犯罪、抗議デモの多い国には行かない
政治的な目的を達成するために暴力や脅迫を用いることテロリズムと呼びます。
テロは大勢の無実の人々を巻き添えに恐怖を拡散します。
テロが起きる可能性にある国には絶対にいかないでください。
犯罪の多い国も同様です。
世界の殺人発生率|国別ランキング(グローバルノート – 国際統計サイト)
国に対する抗議デモが多発している国もあります。
デモが起こると道が封鎖され、店も閉まり、せっかくの海外旅行が台無しになります。
2. 準備をしっかりしておく
国内旅行とは違って、海外に行くとあなたが「外国人」になります。
海外に行く準備はしっかり整えていますか?
絶対に必要なものを揃える
海外旅行に行く前に、絶対に必要となるものを揃えましょう。
まずはパスポートです。これがないと日本から出国、海外に入国できません。
続いて観光ビザ。これは国によります。アメリカ旅行にはESTAが必要ですが、逆に観光ビザが必要ない国も多くあります。
そしてクレジットカード。日本では持ってない人も多い印象ですが、海外では持っている人が多く、現地では大きな手助けとなります。
わたしはこれらがあれば、海外で何があろうとも最悪なんとかなるのではないかと考えています。
3種の神器と呼んでいます。
3. 自分で予定か?ツアーか?
なれない海外ではどこに行けばいいか、何を食べればいいのかわからないことばかりです。
あなたは自分で予定を組みますか?それともツアーを使っておまかせしますか?
自分で予定を組む
航空チケットを自分で予約し、どの交通機関を使って、どこの観光地に行き、どこのレストランで食事をして、どのホテルで宿泊するか。
これらを全部自分でできる人はネットやSNSで調べて予定を組んでみましょう。
航空チケットはTrip.com、ホテルはBooking.com、レストランや観光地はGoogle Map、配車アプリは国によりますがGrabがおすすめです。
ツアーに参加する
自分で決めるのに自信がない人、現地での会話に自信のない人、考えるのが面倒な人はツアーがおすすめです。
あなたが興味のある国と興味のある観光目的でツアーを決めましょう。
あとはツアー会社がすべてアテンドを組んでくれます。
4. 病気や怪我のリスクを考えておく
たかが数日〜1週間程度の海外旅行。病気や怪我になることはない。
なんて思っている人はいませんか?
それではわたしの体験談をお話ししましょう。
1. タイ
飛行機で現地に着いてすぐ、わたしはおなかがすいていました。
きちんとしたレストランであたたかいカレーとキャップの着いたジュースを飲みました。
半日後ひどい下痢と吐き気に襲われました。それから3日は動くのがやっとで何もできませんでした。
ホテルにこもりっきりの日々が続いたのです。
2. カンボジア
湖の見えるレストラン。
ここでチャーハンのようなご飯ものとグラスビールを頼みました。
半日後おなかに違和感を感じ、タイと同じように下痢になり、何回も吐きました。
2日たっても回復せず、あきらかにげっそりしていたので日本語の通じる病院にかけこみました。
これら2つの症状は食中毒です。今考えても原因がわからないのですが、もうこんな経験はしたくありません。
このように何気に何かが起こるのも海外です。
もし現地で病気や怪我になってしまったとき、あなたならどうしますか?
海外旅行保険に入っておく
海外旅行保険に入っておくことを強くおすすめします。
保険はあなたの健康をサポートしてくれますし、安心の気持ちも得られます。
わたしはクレジットカードに付いてくる海外旅行保険を使っています。
先ほどのカンボジアで行った病院は、クレジットカードの保険で費用を全額負担してもらいました。
点滴と薬の処方で200アメリカドル。2万5千円ほどです。
海外病院の治療代は高額です。何かあったときにクレカの保険が守ってくれます。
手厚い保険金額で比較!おすすめのクレジットカード海外旅行保険
5. 所持品リスクを考えておく
海外ではスマホが活躍します。いつもより長い時間、多くの回数を使うこととなるでしょう。
あなたは人混みの中にいます。
人にぶつかって落として画面が割れてしまった。何者かに盗られてしまった。
大変なことです。どう処理すればいいでしょうか?
現地で修理に出せば高いお金がかかります。警察に盗難被害を出しても、はたして返ってくるでしょうか?
スリに気をつける
日本人のスリ被害はとても多く発生しています。
普段から平和な日本と違って、海外は盗難のリスクも高まります。
わたしはイタリアでスマホを盗られそうになりましたし、モロッコではホテルの部屋からお金を盗まれたことがあります。
貴重なものはいつでも持ち歩いておきましょう。
そしてカバンの外ポケットや、ズボンの後ろポケットはスられやすいので要注意です。
それでも盗られてしまったら
クレジットカードに付いてくる海外保険が有効です。
携帯品の盗難・破損にも保険がサポートされています。
エポスカードなら20万円(免責3,000円)まで補償されます。
※免責3,000円とは手数料のようなものです。補償金額に関わらず3,000円の支払いが必要になります。
6. 現地では人を信用しない
これ、すごく大事です。
だましてくる人多いです。とくにタクシー、東南アジアではトゥクトゥクなど。
わたしの経験として、インドでトゥクトゥクの料金を2倍や3倍でふっかけられたり、ニューヨークのタクシーでは乗る前にこちらが提示した金額をOKしたにもかかわらず追加料金を要求してきました。
そう人たちにはどういう対処をすればいいのでしょうか?
無視する、はっきりNOと言う
まず現地の相場をしっておくことで予防になります。
タクシーの相場、観光場所の相場、食事の相場。
だいたいでいいので、先に値段を知っておきましょう。
「あ、この人は無茶な金額を言ってきているな」
そうとわかれば言葉がわからないフリをして無視です。
それでも言い寄ってくる人がいます。そう人には、
「NO!」
言い切りましょう。まったく相手にしない態度をあからさまに表現してください。
大抵の場合、あきらめて他の人を探し出します。
日本人はやさしいので、むこうもそれを逆手にとってくるケースが多くあります。
やさしく近づいてくる人ほど要注意です。
7. 空港には早めに行く
自分では余裕に思っていた時間に空港へ到着。それにもかかわらず、乗れなかった人が多くいます。
フライト時間の何時間前に行っておくのがベストなのでしょうか?
3時間前には着いておく
下記は空港で必要な手続きです。
- チケットカウンター探し
- 搭乗手続き&預け荷物の引き渡し
- セキュリティチェック
- 出国審査
- 搭乗口まで移動
初めての海外旅行ですべてを2時間以内におさめる。
短い気がしませんか?
わたしはいつも3時間前に着くようにしています。
通常2時間前と言われていますが、ハイシーズンでは出国審査にとんでもない行列ができます。
海外空港での出国審査は30分〜1時間待ちなんてよくあることです。
「搭乗に間に合わないから先に行ってもいいですか?」
列を並んでいるわたしたちに問い合わせて来ました。よっぽど時間がなかったのでしょう。
みなさんも余裕すぎるぐらいの時間をもって空港へ行ってください。
8. 飛行機に乗る際の荷物を把握しておく
持っていく荷物に注意してください。
国際線では「荷物の重さ・サイズ・持ち込んではいけない物」が決められています。
知っておかないと、わたしのように中身を空港で捨てることになります。
預け荷物の条件
スーツケースやバックパック。到着空港で受け取れるので、比較的大きな荷物は預けると楽です。
預けられる荷物には条件があります。
機内持ち込み荷物の条件
機内には小さな荷物を持ち込めます。貴重なものや出国・入国に必要なものなどを入れておきましょう。
持ち込める荷物にも条件があります。
国際線|持ち込み荷物のサイズ・重さ・個数(ANA公式サイト)
制限・禁止されている物
預け荷物、持ち込み荷物として制限されるものや拒否されるものがあります。
確認しておきましょう。
※預け荷物、持ち込み荷物、制限・禁止されている物については、各航空会社で条件が異なる場合があります。搭乗する航空会社の公式サイトで必ずチェックするようにしてください。
9. 現地でスマホを使う方法
海外ではスマホが大活躍します。
観光地の場所確認、レストランで食べたおいしいご飯のSNS投稿など、スマホを使えばあなたの旅は何倍にも素敵なものとなります。
でもそこは日本ではありません。日本で使っていた携帯会社の通信は使えません。
厳密に言えば海外で使えるオプションを用意しているキャリアもありますが、正直高いです。
でもやっぱりスマホ自由に使いたいですよね?
使える方法をお教えします。
WiFiルーターのレンタル
海外でインターネットが使えるモバイルWi-Fiルーターをレンタルできます。
行った先でいつものスマホやタブレットをネット利用できるため、日本にいるときのように通信に困ることはありません。
レンタルしている会社はいくつかあるので、行く日数や価格で決めればOKです。
SIMを買っておく
SIMフリースマホを使っている人は、アマゾンなどのネットショッピングにて海外で使えるSIMを買っておく手があります。
現地に着いてから手動でSIMを変えたり自分で設定が必要になりますが、スマホの扱いに慣れている人であれば問題なく使用できます。
現地でSIMを買う
到着する空港では携帯会社が海外旅行者へのSIMを売っています。
これもSIMフリースマホを使っている人限定にはなりますが、比較的安価に購入することができます。
1週間、1ヶ月利用など希望の期間を伝えればスマホを渡すだけで設定までしてくれます。
行った先では携帯会社がいくつもあったり、早朝・深夜到着便では空いてないことがあるので事前に調べておきましょう。
10. スマホの充電を確保する
スマホを海外で使うと思ったより充電がなくなります。
いつもより多く調べ物をしたり、インスタなどSNSの利用が多くなるためです。
あなたの充電場所は宿泊先のホテルだけでしょうか?
充電ライフをいかに充実させるかお伝えします。
モバイルバッテリーを持っておく
この携帯用充電器を持っておけば、外出先でも安心です。
どこにいたとしてスマホの充電に気をとられることなく旅行できます。
「大容量」「軽い」「複数台同時に充電可能」
これらが備わったモバイルバッテリーを購入してください。
変換プラグも持っておく
国によっては日本の電源プラグが使えません。
いく先の電源プラグを購入しておきましょう。
11. トラブルが起きた時の連絡場所を知っておく
「パスポートの入ったバッグが盗まれた!」
「怪我をしてしまった!どこの病院にいけばいい?」
トラブルが起きたときを想定して連絡場所をしっておきましょう。
パスポート紛失→大使館に飛び込む
大切なパスポートがなくなった場合、各国に在中している日本大使館や領事館を訪ねてください。
まずはパスポートの失効手続きをして、「帰国のための渡航書発行」または「パスポート再発行」のどちらかを選択することになります。
タクシーで「Japanese Embassy(ジャパニーズ・エンバシー), please!」と伝えて連れて行ってもらいましょう。
心配な人は事前に大使館の場所をプリントアウトしておきましょう。
クレジットカード紛失→サポートセンターに連絡する
クレジットカードを無くしてしまったら即座に動いてください。
クレジットカードの裏面に書いてある電話番号に連絡し、まずは使用できないよう止めてもらいましょう。
わたしは以前アメリカで紛失した際、24時間以内で$300ドルほど使われていました。
高額のショッピングでない限り、クレジットカードの本人確認や暗証番号が求められないお店もあります。
意外と簡単に使われてしまうのです。わたしのようにならないよう、気をつけてください。
最後に伝えたいこと|海外旅行は「最高にワクワクする冒険」
海外旅行の注意点だけ話したので、リスクばかりが目立つ内容となってしまいました。
ですが事前に調べたり把握しておくだけでもかなりの確率で回避できます。
もう一度言っておきます。海外ではみなさんが「外国人」です。
ピースフルな日本のような国が世界のすべてではないということを心にとどめておいてください。
最後にひとこと。
海外旅行は「最高にワクワクする冒険」です。
おどろきや発見。行けばかならず何かが得られます。期待して冒険を迎えてくださいね。
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